2019年12月4日水曜日

バレンティン獲得へ

12/3、球団関係者が入団交渉のために福岡を離れて米国へ向かった。
近日中に交渉が行われると思われるが、バレンティン側は入団に前向きといわれ、他球団も獲得への動きがない。交渉がまとまり次第、入団発表となる見込みだ。

ソフトバンクは今季、攻撃陣に破壊力が足りず、リーグ制覇を逃しただけに、
Vを奪回に向けて打線の強化が課題。

バレンティンは来日9年目となる今季、国内FA権を取得しながら宣言せずに自由契約へ。来季からは日本人扱いになる。

お金で…

と受け取られても仕方がないが、優秀な選手を獲得することは決して悪いことではない。
まして、他の球団は獲得に乗り出していないのだから。

実績は申し分ないが、セリーグでの話。
パリーグではどうか…

来シーズンに向けて、楽しみな話題だ。

イチローが草野球「もう一度、純粋に楽しい野球がしたい」

イチローが宣言通り、草野球を行った。

今年3月まで現役だったメジャーリーガーが草野球で素人相手に全力投球。
130キロ超え連発の直球と切れ味鋭い変化球で毎回の16奪三振、無四球完封勝利。

14−0の結果など意味を持たない。
野球は楽しむものだという事を教えてくれている。


イチロー「いやー、めちゃくちゃ楽しかった。またやりたい。(左)ふくらはぎがピクピクしているけど肩、肘は全く問題ない。まだまだいけますよ」

イチローらしいコメントだと思う。

長年注目を浴び、その中で勇姿を見せ続けることの大変さがにじみ出ている様な気がする。

2019年11月27日水曜日

福田秀平ソフトバンクを去る。新天地は井口監督・鳥越コーチのいるロッテ

ソフトバンクからFA宣言していた福田秀平が選んだのはロッテ。

交渉解禁となった11月3日には西武、中日。同5日にヤクルト、ロッテと交渉。13日には楽天と会い、宣言前に残留要請していたソフトバンクと含め計6球団と交渉になった。

それぞれ複数年の大型契約を提示された福田は「人生の分岐点。しっかり考えたい」と熟考に入った。

ロッテの提示は他のチームと比べるとあまり良くなかったようだが、
最後は人間関係も影響したようだ。

楽天は4年8億~10億を提示したとも言われている。

ロッテは「井口監督の思い、鳥越ヘッドコーチの存在はとても大きかったのではないかと思います」とも答えている。

ソフトバンクOBでもある2人の存在は大きかったのかもしれない。

ともあれ、在籍時にパンチ力のある打撃と、俊足堅守を生かし先発だけでなく代打、代走、守備固めとスーパーサブの活躍を見せた福田が新天地に向かう。

残留してほしい思いもあるが、本人も野球選手としてレギュラーで活躍したいのだろう。
※ソフトバンクでレギュラーの座をつかんで欲しかったのだが・・・

福田のチャレンジを見守っていこうと思う。

2019年11月13日水曜日

プレミア12.侍ジャパン初黒星

例年、プロ野球のシーズンが終わり、
この時期は秋季キャンプが行われるこの時期だが、

今年はプレミア12開催年ということもあって、
まだまだ楽しめている。

昨日の試合は僅差で敗れはしたものの、
選ばれた侍ジャパンの選手特性が発揮され、
面白いと感じる。

特にソフトバンクの周東は足のスペシャリストとして選ばれ、
大事な場面での起用。

そして、結果を出している。

ソフトバンクファンなら周東のすごさがわかっているが、
野球ファンが注目する中で結果を出すと、
さらにクローズアップされ、認知されていく。

しかし、侍ジャパンに選ばれた周東も
所属チームへ戻るとレギュラーでもない選手。

これを足掛かりに打撃・守備を鍛えて
次回選ばれる時には球界を代表する選手として育ってほしいと思う。


2019年11月7日木曜日

2019FA目玉の福田の行方は

NPBはFA宣言選手を公示しているが、
西武の十亀、ソフトバンクの福田、ロッテの鈴木、楽天の美馬、則本、西武の秋山が海外FA権を行使。

※西武の十亀、楽天の則本は宣言残留

やはり、注目は人的補償のないCランクの福田秀平だろう。
ソフトバンクではレギュラーではないが、他のチームでなら充分レギュラークラス。

交渉を終えた福田秀平

3日に西武・中日、6日にヤクルト・ロッテとの交渉を行った。
Cランクの選手で他球団がこれだけ声をかけるのだから、
実力は評価されているのだろう。

なのにレギュラーではないという事は、それだけソフトバンクの選手層が厚いということになる。

他のチームに移籍したからレギュラーになれる保証はないし、
実力で奪い取るしかないが、過去のCランク選手で活躍した選手はほとんどいない。

レギュラーと言うよりも、チームの弱い部分を補強しようという考え方の方が球団にとっては強いのかもしれない。

流出となれば、ソフトバンクとしても痛手だが、
福田自身の判断なので、見守るしかない。

2019年10月24日木曜日

切り札福田秀平FAでレギュラー取りへ?

ソフトバンク福田秀平が、他球団移籍を視野に入れて国内FA権の行使することを決めた。

※今季プロ13年目を迎えた福田は7月14日に国内FA権を取得。

巨人との日本シリーズが終了した23日、「FA宣言はします」と同権利行使を明かしたとのことで、近日中には球団側に申請するらしい。

福田は、俊足巧打の外野手ながら内野もこなす超ユーティリティープレーヤー。
すでに中日、ヤクルト、西武、ロッテなど複数球団がその動向に注目しているよう。
ホークスも残留に向けてシーズン中から交渉を行ってきたが、流出となれば大きな戦力を失うことになる。

心配はしていたが、現実に行使されると、
移籍され敵となることも、大事な切り札がいなくなることもソフトバンクにとっては痛手だ。

噂によると、ソフトバンクは4年5億を提示しているとも言われている。
レギュラー選手でもないのに年1億を超える金額というのはすごい評価だ。
しかし、野球選手である以上、スーパーサブではなくレギュラーで毎日試合に出たいというのが本心かもしれない。

どうなるかわからないが、今後の動向に注目だ。


その裏で、来年も敵となるであろう西武の秋山翔吾の獲得調査を進めているようだ。
もちろん秋山はメジャー挑戦の意向を持っているので即獲得にはならないだろうが…

国内で言えば、楽天・ソフトバンクが興味をもっているようだ。

今シーズン柳田、中村晃、上林と外野陣が次々と故障し、内野手の牧原や川島が外野を守るケースがあった。また、福田が国内FAで流出する可能性もあることから考えれば当然の補強だ。

10年ドラフトでは2位指名を柳田か秋山と迷った末に、王球団会長が長打力を優先し、柳田を選択したが、獲得すれば2人が同じユニホームで外野を守ることになる。

それもまた面白い。


令和元年 日本一でV3達成

ソフトバンクが4連勝で球団史上初3年連続日本一を達成。

リーグ2位に終わったソフトバンクだが、ポストシーズンはCSファーストステージ第2戦から10連勝で頂点まで駆け上がった。日本シリーズは昨年の第3戦から最長タイとなる8連勝で締めくくった。

日本シリーズMVPはグラシアル。
CSから全試合での安打を記録。当然の結果ともいえる。

また、この日先発した和田は5回無失点の好投で、巨人菅野に投げ勝った。ルーキー時代の03年以来、16年ぶりに日本シリーズで勝利を飾った。

結果論ではあるが、元プロ野球選手の和田一浩氏や浜名千広氏も戦力差があったと言っている。

個人的には、選手一人一人の役割を全うできているかいないかの差の様な気もする。

何はともあれソフトバンク3連覇おめでとう。
これからも常勝軍団であり続けられるよう応援していく。