2019年1月9日水曜日

摂津正引退 秋山元監督からのメッセージ

1月8日、昨季限りでソフトバンクを退団した摂津正投手がヤフオクドームで会見し、現役引退することを正式に表明。

摂津が入団した2009年が監督就任1年目だった秋山幸二氏は退任するまでの6年間を同じユニホームを着て過ごした。ルーキーからの2年は中継ぎ、3年目からは先発で起用。チームの過渡期をエースとして支えた右腕に感謝の思いを口にした。

頼りがいのある投手

求めた仕事をこなしてくれる。だから、計算が立つし、こちらも試合のイメージをつくれる。実に頼りがいのある投手だった。

印象深いのが彼が新人の年のオープン戦。1軍の戦力として使えるかどうか、満塁のピンチであえて起用したことがあった。テストの意味合いだった。表情を変えることなく完璧に抑えた姿を見て、リリーフに組み込んだのを覚えている。

杉内、和田、ホールトンが一斉に抜けた後のシーズン(12年)はしんどかった。先発の大黒柱として彼がローテーションを守ってくれなければ、とても戦えなかった。最優秀中継ぎ投手にも輝いた沢村賞投手なんて他にはいないだろう。

お礼のメッセージとともに、現役引退の報告を受けた。感謝したいのはむしろ私の方だ。摂津よ、本当にありがとう。

確かに、和田が海外挑戦、杉内FAと先発ローテーションで活躍した選手が抜けた時、
今年のホークスはどうなるだろうか?と心配したが、摂津が穴を埋めてくれた事を思い出した。

会見場には「攝津へ 本当にお疲れ様 またホークスに戻ってきてください」とメッセージが添えられた和田から贈られた花が飾ってあったようだが、ホークスの為に頑張ってくれた選手なので、本当にそう思う。

今後についてはまだ決まってないようだが、
また野球に携わることで、球界に貢献してほしいと思う。

2019年1月8日火曜日

巨人 丸の人的補償で長野が広島へ

巨人に再び激震が…

昨年、FAで西武から獲得した炭谷の人的補償として生え抜きの内海が移籍。
これでも充分にびっくりしたが、

注目されていた、FA丸の人的補償。

その人的補償に指名されたのは、長野久義だ。

プロテクトのリストはもちろん選手には分らないところではあるが、
昨年末の契約更改で長野は何となく察知していたのかもしれない。

但し、長野の巨人入りの経緯を考えれば、
指名をすることはないと巨人は考えていたのではないか?

日大4年の06年ドラフトで日本ハム4位指名を拒否。
ホンダ2年目の08年はロッテ2位指名を拒否し、09年1位で巨人入団した。

もちろん、入団してからの成績は文句なし。
10年新人王。11年首位打者、12年最多安打。
11~13年にベストナイン、ゴールデングラブ賞。

そんな、長野を指名した広島にも
いろんな思惑があるのだろう。
権利なので、広島は全く問題はない。

生え抜きが育たないと言われる巨人だけに、
内海・長野の移籍は想定外だったのではないか…

ただし、長野はFA権を取得している。
FA行使の可能性もあるのではないか?

来シーズンの長野の活躍、
そしてシーズン終了後の長野の判断にも注目していきたい。


摂津正 引退表明へ

摂津はJR東日本東北から2009年にドラフト2位でソフトバンクに入団。

1年目の2009年に最優秀中継ぎ投手を獲得。
また、先発転向後の2012年には沢村賞を獲得。
この2つの賞を手にしたのは日本球界唯一。

ここ数年は全盛期の投球ではなかったが、在籍10年で5度のリーグ優勝、5度の日本一に貢献してくれた。

ホークスの常勝を築いた投手。

他のチームからオファーがなかった事は残念だが、
実力の世界なので、仕方がないところでもある…

今後何をするのかは会見で明らかになるのかもしれないが、
野球界に貢献する仕事を続けてほしいと思う。

2019年1月7日月曜日

ソフトバンク契約更改

新入団選手の入寮も始まり、来季に向けてのスタート。

ソフトバンク選手の来季年俸は以下の通り(外国人、育成選手を除く)
※単位は万円。+=アップ、ー=ダウン、なし=現状維持

<投手>
大竹耕太郎 1,500(+900)
中田賢一 6,000(ー2,500)
二保 旭 2,000(+300)
加治屋蓮 4,800(+3,800)
東浜 巨 8,500(-500)
岩崎 翔 9,500(-3,500)
武田翔太 8,500(-500)
甲斐野央 1,500(新入団) 
和田 毅 10,000(-30,000)
田中正義 1,400(-50)
吉住晴斗 800
高橋 礼 1,400(+200)
石川柊太 6,000(+3,000)
椎野 新 800
森 唯斗 28,000(+15,000)
杉山一樹 1,200(新入団)
千賀滉大 16,000(+3,500)
松田遼馬 1,400(-100)
高橋純平 1,300(-170)
岡本 健 1,500(+100)
古谷優人 700
板東湧梧 1,000(新入団)
泉 圭輔 800(新入団)
田浦文丸 500
嘉弥真新也 8,000(+4,000)
奥村政稔 1,000(新入団)
松本裕樹 1,200
笠谷俊介 590(+50)

<捕手>
高谷裕亮 3,400
市川友也 2,300
栗原陵矢 700(+20)
堀内汰門 500
谷川原健太 500
甲斐拓也 6,500(+2,500)
九鬼隆平 600

<内野手>
川瀬 晃 550(+70)
高田知季 2,600(+400)
内川聖一 40,000
川島慶三 7,000
松田宣浩 40,000
今宮健太   26,000(+4,000)
明石健志 10,000
西田哲朗 1,800(+600)
増田 珠 620(+20)
牧原大成 2,000(+800)
野村大樹 600(新入団)
美間優槻 650(+100)
三森大貴 500

<外野手>
中村 晃 24,000(+8,000)
柳田悠岐 57,000(+7,000)
長谷川勇也 10,000(-10,000)
塚田正義 1,200(+50) 
福田秀平 3,600(+800)
江川智晃 1,400(-300)
上林誠知 7,500(+4,000) 
水谷 瞬 500(新入団)
釜元 豪 600
真砂勇介 620

2019年1月5日土曜日

優勝旅行 Hawai3150

正月、テレビでソフトバンク優勝旅行の様子が放映されていた。

特に、引退した城所、同級生の明石、柳田の対談形式のところは面白かった。

引退を決断した後も、選手との交流をみていると、
どれだけ慕われていたかがよくわかる。

また、ホークスの選手は口を揃えて、
城所の守備はプロ野球界でもすごかった事がわかる。

年齢的にも、チーム編成上も戦力外は仕方がないことかもしれないが、
まだまだ現役としてやれるのではないかという気がしてならない。


2018年12月27日木曜日

甲斐・今宮 契約更改

1度目の契約交渉で保留していた甲斐拓也が、
2,500万アップ(前回交渉から1,000万アップ)の6,500万でサイン。



日本シリーズMVPを獲った守備面は充分に評価できる。
「甲斐キャノン」としてのグッズ販売にも期待できる。

だが打撃面ではどうだろう?
シーズン2割1分3厘は捕手としてでなければ、
試合に使うだろうか?

また、どうしても城島と比べてしまう。
以前のブログでキャッチャーの年俸の低さ・評価のされ方にもふれたことがあるが、
ある程度打って、投手を引っ張ることができて初めて超一流と呼べる高額年俸がついてくるのではないか?

昔、ヤクルトの古田はキャッチャーというポジションで、
首位打者も獲得している。

捕手=打てない ではないという事だ。

ピッチャーの配球を考えるキャッチャーだからこそできる読みもあるのではないか…

来年の期待を込めた妥当な金額かもしれない。


また、今宮も4,000万アップの2億6,000万プラス出来高でサイン。
変動制での4年契約。

来年FA権を取得することもあり、複数年契約は妥当かなとは思うが、
2億6,000万はどうか…

守備の要であるセンターラインとしての評価は充分わかる。
しかし、打率2割6分6厘、11本塁打、45打点…

この数字はどうなんだろう??
個人的には、ホークスの順位、レギュラー定着があってのことで、

決して満足できる数字ではないのだが…

生え抜き選手なので、球団の顔として名前があがるような選手に成長してほしい。

2018年12月26日水曜日

ベンチの主役 川島慶三 契約更改

35歳の川島は91試合に出場し、
左投手に対して打率2割8分6厘と強さを発揮。



2年契約最終年の来季を現状維持の年俸7,000+出来高払いでサイン。

かつての川崎のように
強いチームには、ムードメーカーが必要。

今は川島がその役目を果たしている。
来季も今年以上の働きに期待。

川島慶三プロフィール

佐世保実-九州国際大から2006年に日本ハムへ入団。
2年後の2008年にはヤクルトへ移籍。
2014年シーズン中にヤクルトからソフトバンクへ移籍。