2019年1月12日土曜日

ホークス摂津正を仲間が語る

ソフトバンク内川

主将の内川が摂津の現役引退を心からねぎらった。「一緒にプレーしたのは(自身が横浜からFA移籍してきて以降の)8年間だけだったけど、間違いなく、ホークスを代表する投手の一人だったと思う。
先発で投げても、中継ぎで投げても、本当にすごい投手だった」。ともに1982年生まれの同学年とあって、摂津への思いは人一倍だったようで「口数は多い方ではないけど、野球に対する思いや、黙々と打ち込む姿勢は、若い子はもちろん、僕らも学ぶことが多かった。
摂津が投げる試合は何とか打ちたいと思ってプレーしていた。この先、また同じユニホームを着て野球をやってみたい一人です」と将来的にともに指導者として“チームメート”となることを願っていた。

ソフトバンク中田

FA移籍してきた最初の春季キャンプで真っ先に「キャッチボールしよう」と言ってくれて、食事にも誘ってもらい、早くチームになじめるよう気づかってくれた。
同学年だけど、野球の成績もさることながら器のでかい、エースという言葉が似合う人だった。
毎日、真摯(しんし)に野球に打ち込む姿を見てきた。僕も一日も無駄にせず野球と向き合っていきたい。どんな形でも、いつかまた一緒に野球に携わっていけたらと思います。

ロッテ細川

現役引退を惜しみつつも、ホークスで6年間組んだバッテリーを懐かしんだ。
「無言で会話ができる、数少ない投手でした。表情だけで何を投げたいかが分かるというか。しっかり意思疎通を取れるから配球もしやすかったし、その後の会話もスムーズにできた」
摂津は秋田、自身は青森と、ともに東北出身ということで、気に掛ける選手でもあった。「東北人の特徴というか、引っ込み思案でね。だからこそ、分かりやすい部分もあった。みんなはシンカーがすごい投手という印象だろうけど、摂津の右打者への直球はピカ一だった。あの直球があったからこそ、カーブもシンカーも生きた」

(西日本スポーツより引用)

0 件のコメント:

コメントを投稿