先日の日本シリーズでMVPを獲得した甲斐拓也。
プロ入りには知られざる秘話があった。
2010年のドラフトで育成選手として指名を受けた事は、
知っている人も多いだろう。
しかし、高3の夏の大分大会では初戦敗退。
ドラフト候補が集まる甲子園にさせ全く手が届かないところにいた。
この奇跡は野球部の監督が、
ソフトバンクのスカウトにプレーをみてほしいと連絡を入れたことから始まっている。
それを受けたスカウトマン、そして育成で指名したソフトバンク。
支配下登録され、レギュラーの座を勝ち取った甲斐。
その全てがなければ、今回の奇跡、そして甲斐キャノンは生まれなかった。
毎年100人程のドラフト指名選手がいるが、
活躍し、名前を残すのは1割にも満たない。
指名された選手それぞれにドラマはあるだろう。
しかし、プロの世界。
活躍しなければ、即戦力外。
ドラフト指名をどの様に受けたではなく。
プロ入りし、本人の努力と球団の育成で、選手は輝いていく。
順位など関係ない。
結果がすべて。
だが、プロを志す人は、勇気づけられるのではないか。
新たなる育成選手の活躍を期待したい。
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