2019年5月23日木曜日

米ドラ1投手の獲得へ

沖縄で連日の開催となった昨日の対西武。
西武打線に圧倒され、連敗。

戦犯を探すのはやめて、いいニュースについて取り上げたい。

昨年の全米ドラフト1巡目(全体8位)でブレーブスに指名されたカーター・スチュワート投手を獲得するという。ソフトバンクが前代未聞の補強策だ。
正式な発表はされていないが、米メディアの報じたところでは、契約は6年総額で700万ドル(約7億7000万円)以上になるよう。

昨年のドラフト指名後、手首の懸念もあって、ブレーブスとは契約に至らなかったスチュワート。イースタンフロリダ州立短大に進学し、今年のドラフトでも上位指名の有力な候補に挙げられていた。

日本のプロ野球界での補強策といえば、メジャーリーグ傘下3Aでプレーしている選手が主流。これに、近年ではメキシカンリーグやベネズエラ、プエルトリコ、ドミニカ共和国、キューバなどでプレーしているプロ選手を獲得するケースが増えてきている。

メジャーのドラフト候補の若手有望株を、米球界に入る前に獲得してしまおうなどという考えは、日本の球団は持ち合わせていなかっただろう。

「世界一の球団」を目指すホークスの考え方

日本球界の一般的な補強策であるマイナーリーグや中南米リーグの選手獲得などだけに捉われず、ありとあらゆる策を講じて、よりいい選手をチームに加えていく。これまでの既成概念、球界の“常識”に捉われずに選手を発掘し、より一層強い球団を目指していく。そういった考えの下でソフトバンクはチーム編成を進めていっている。

その根底にあるのは、ソフトバンクが掲げる「世界一の球団になる」という考えだろう。以前から壮大な目標を掲げているが、球団はこれを実現不可能な夢物語だとは思っていない。本気で「世界一の球団」を目指して動いている。

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